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肝胆膵外科研修

卒後3年目
A.腹腔鏡下手術
  1. 胆嚢摘出術:主としてスコピスト。手術の流れ、必要な器具等をある程度理解できた後に第一助手。十分な助手経験(意図した部位に速やかに手術器具を移動できる程度)の後、指導医のもとで片手を用いて術者ができることを目標とする。
  2. その他のアドバンスサージェリー:原則的にスコピスト
B.開腹手術
  1. 胆嚢摘出術:主として第二助手。外科基本手技(結紮・縫合)をある程度習得した後に第一助手を行い、簡単な症例(予防的切除等)では、指導医のもと術者を目標にする。
  2. 肝生検:指導医のもとで術者となる。その他の手術は原則として第二または第三助手。
卒後4年目
A.腹腔鏡下手術
  1. 胆嚢摘出術:主として第一助手。症例によって指導医のもと、両手での術者を目標にする。
  2. その他のアドバンスサージェリー:主としてスコピスト
B.開腹手術
  1. 胆嚢摘出術:主として第一助手。困難例でない症例の術者を目標にする。
  2. 正常肝の肝部分切除、総胆管切開結石摘出術、胆管空腸吻合(バイパスでの)では第一助手を目標にする。
卒後5年目
A.腹腔鏡下手術
  1. 胆嚢摘出術:困難例を除き、術者を目標にする。
  2. その他のアドバンスサージェリー:主として第二助手、症例によって第一助手を目標にする。
B.開腹手術
  1. 胆嚢摘出術:術者を目標にする。
  2. 正常肝の肝部分切除、肝外側区域切除、胆管空腸吻合(バイパスでの)、総胆管嚢腫では第一助手を目標にする。表在の肝部分切除、総胆管切開結石摘出術では術者を目標にする。
  3. その他肝胆膵の悪性疾患の手術:主として第二助手。

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