昭和大学横浜市北部病院
消化器センター
臨床統計(2001年~2023年)
臨床統計総括
2023年は新型コロナウイルス感染への対応を余儀なくされましたが、年末になるにつれ徐々にその影響は緩和されました。新型コロナウイルス感染への対応も日常的となり、大幅な制限なく診療を行うことができました。2023年における年間受診患者数(月平均患者数)は、入院が3,708人(309.0人/月)、外来が50,546人(4,212.2人/月)でしたが、2022年に比較し、入院患者数は若干の減少、外来患者数はほぼ同等でした。当院を受診された患者数、特に入院患者数は様々な要因に影響されるため、実際の診療実績に関しては各分野の診療統計をご参照下さい。
消化器センターでは消化管、特に大腸悪性腫瘍の診断・治療に尽力しており、当センターで開発したAIによる内視鏡画像診断支援ソフトウエア(EndoBRAINシリーズ)を駆使し、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の技術向上、ロボット支援手術の導入による低侵襲治療を目指しています。また、肝胆膵疾患にも柔軟に対応してきました。今後も当センターを受診される患者さまに良い医療を還元できるよう、粛々と診療に取り組んでいきたいと思います。
- 表1消化器センター外来患者数と入院患者数
- 図1入院患者の推移
- 図2外来患者の推移
- 図3下部内視鏡検査(件数)
- 図4下部内視鏡治療(件数)
- 表22020年大腸早期癌に対する内視鏡治療件数
- 図5大腸ESD(総件数)
- 図6上部消化管疾患 検査と治療
- 表3上部ESD詳細
- 図7小腸バルーン内視鏡(件数)
- 図8小腸カプセル内視鏡(件数)
- 図9胆膵内視鏡検査・治療(件数)
- 表4肝胆膵手術詳細(件数)
- 図10臓器別手術の年次推移
- 図11下部消化管(手術件数)
- 表5下部消化管(大腸癌)手術(カルチノイドなどの他の悪性腫瘍、腺腫も含む)
- 図12胆嚢摘出術(件数)
- 図13胃悪性腫瘍手術(胃癌・GIST)(手術件数)
- 表6胃悪性腫瘍手術(胃癌・GIST)