お知らせ2017.08.10 掲載
工藤進英センター長の研究課題がAMED「8K等高精細映像データ利活用研究事業」に採択されました
平成29年7月24日、工藤進英センター長の研究課題「人工知能とデータ大循環によって実現する、大腸内視鏡診療の革新的転換」が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)が実施する平成29年度「8K等高精細映像データ利活用研究事業/高精細映像データの収集・解析を通じて内視鏡診療支援を行う医用人工知能システムの研究」に採択されました。
http://www.amed.go.jp/koubo/020120170424_kettei.html
当センターは国際内視鏡センターを併設し、消化器診療の専門施設として国内外から高い評価を受けています。WEO(世界消化器内視鏡学会:World Endoscopy Organization)からも国際的優良施設「WEO Centers of Excellence」として認定されており、その研究には世界的な注目が集まっています。
なかでも、人工知能技術を応用した超拡大鏡を用いて大腸内を自動診断する研究は2016年にアメリカ消化器病学会誌(Gastroenterology)へ論文掲載されており、2017年には内視鏡診断の新手法に関する特許を取得しました。消化器センターでは今後も、患者様へ最適な治療法を提供できるようになることを目標に研究を続けてまいります。