お知らせ2018.08.03 掲載
【プレスリリース】大学プレスセンターに当センターが名古屋大学と共同開発した 人工知能(AI)による大腸内視鏡検査支援システムについての記事が掲載されました
内視鏡検査で大腸ポリープ・癌を自動検知する人工知能(AI)を開発 — 昭和大学・名古屋大学の医工産官連携研究 –
昭和大学横浜市北部病院消化器センター(工藤進英センター長)と名古屋大学大学院情報学研究科(森健策教授)が共同で開発した人工知能(AI)による大腸内視鏡検査支援システムは、ポリープ・癌をリアルタイムで検知し、医師による病変の発見をアシストするシステムです。このAIによって、微小癌や前癌病変を見落とすリスクを低減し、大腸癌による死亡を抑制することが期待されます。この研究成果は、昭和大学三澤将史講師らにより、米国消化器学会誌である『Gastroenterology』誌の2018年6月号に掲載されました。病変を自動検知する大腸内視鏡AIの論文報告は医師として世界初となります。
本研究は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)8K等高精細映像データ利活用研究事業(研究代表者・工藤進英)およびJSPS科研費 JP17K15971の支援を受けて実施されています。
●論文掲載ページ
https://www.gastrojournal.org/article/S0016-5085(18)30415-3/fulltext
●名古屋大学大学院情報学研究科森健策研究室HP
http://www.suenaga.cse.nagoya-u.ac.jp/wiki/index.php?%BF%B9%B8%A6%B5%E6%BC%BC
本件に関する問い合わせ先
学校法人 昭和大学 総務課 広報担当
TEL: 03-3784-8059